ところ遺跡の館
ところ遺跡の館では遺跡から出土した土器、約160点、石器、約350点、骨角器、約40点をはじめとした考古資料が時代別に展示されています。
館内へ入場
まず初めに、歴史にまつわるビデオ、10分間の映像が上映されます。
それをじっくり視聴しました。
ところ遺跡の森・地形模型
①がところ遺跡の館であちこちにある窪みが住居跡となっています。かなりの数の住居跡が見られます。
石器
旧石器時代の石器が展示されています。
石刃などがあり薄く割取った物でそのまま刃物として使用する事ができます。
土器
土器がずらりと並んで展示されていました。
非常に大きい物から小さな物まであります。縦長に作られた土器がとても気になりました。
墓に埋葬された物
墓に埋葬されていた物がヒスイの勾玉や漆塗りの櫛
ヒスイの勾玉2個と丸玉が6個で成り立っているようです。良質のヒスイの産地は新潟県西部の糸魚川産のヒスイだそうです。北海道まで流通したのですね
櫛は髪に挿し髪留め、髪飾りとして使われたようです。縄文人はオシャレ!
土版
模様が書かれた粘土板、人の顔のような物があり土偶のまじないの道具の一種として考えられているようです。
どのような、おまじないをしていたのでしょうか?
私はそれが知りたいです。
異形石器
動物や人をかたどった石器がありました。
フクロウ・鳥・ムササビ・熊・人のような形をした石器。
これもまじないや儀礼に使ったものと推定されています。
土器の文様の付け方
画像左が縄を転がして付けた文様
画像右が側面に彫刻した丸い木の棒を転がして付けた文様
不思議すぎる文様
何も無い時代にこのようなデザインを人間は考えつくのでしょうか?
あるとすれば、太陽、月、木々や山、花などの植物、後は動物などでしょうか?これらから想像しデザインを考え事くらいしかないように思うのだが・・・
それとも他に我々の知らない何者かが居たとか?(笑)
住居模型
続縄文時代住居模型
この他にもオホーツク文化と思われる住居模型や擦文時代などの模型もありました。
今回はところ遺跡の館の記事ですが外にある住居跡の記事は下記となります。
動画で見たい方はこちら
ブログをご覧いただきありがとうございました。また動画でも違った雰囲気を感じられるかもしれませんので、よろしければ、ご視聴くださいませ。
【ところ遺跡の館】情報
住所 | 北海道北見市常呂町字栄浦371番地 |
観覧料 | 個人 一般(69歳までの方)280円 高校・大学生160円 団体(10人以上・1人につき) 一般(69歳までの方)240円 高校・大学生130円 中学生以下、70歳以上の方は無料 |
休館日 | 月曜日・祝日の翌日(ただし、月曜日・祝日の翌日が祝日にあたる場合は開館) 12月29日~1月5日 |
開館時間 | 午前9時~午後5時 |
駐車場 | あり |
電話 | 0152-54-3393 |
ホームページ | 「ところ遺跡の館」ご利用案内 |
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