お金の博物館
ここお金博物館は日本の和同開珎から世界中の古い通貨や紙幣を展示している。そのコレクション数は一万点以上におよぶ。また博物館のご主人は「お金という側面から歴史を知ることができます」と話す。
私的に興味深い紙幣についてご紹介していきたいと思います。
紙幣の肖像で見る日本の歴史
日本の肖像となった人物をまとめて展示されています。肖像になった人物の活躍などの説明が書かれています。
聖徳太子や伊藤博文などはご存知な方も多いでしょう。
紙幣で見る歴史秘話
古い歴史が苦手な方も戦後からの歴史なら少し馴染みがあるかもしれません。
千円札と五千円札の裏に印刷されている富士山と湖に映る逆さ富士が、どう見ても正しい富士山が映っているとは思えない。旧約聖書のエジプトの奴隷からユダヤ人を救ったモーゼがヤハウェイから十戒を授かった場所、シナイ山を表していると言われている。
第二次世界大戦後の東京にフリーメーソン(秘密結社)の拠点ができ歴代首相から有識者の間に密かに伝わっている事からシナイ山を印刷したのかもしれない。
日本が敗戦直後のインフレに備えて高額紙幣の発行を準備していた。祖先が残した文化遺産である仏像を描くことで人々の気持ちを癒す事を狙った。
しかしGHQは高額紙幣の発行はインフレを助長する為、許可申請しなかった。GHQは伐折羅大将は日本国民が戦勝国アメリカに対し怒気を含む感情を表現している。また弥勒菩薩は悲哀を感じるような表情として拒否。
止む無く伐折羅大将を国会議事堂に入れ替えて印刷。一方、弥勒菩薩は当時流通中の「い100円」の原版をそのまま流用して「天平雲と桜花」の赤色模様を加刷する事で間に合わせた。
港では全体の構図が米国に見えるとか菊の御文が占領軍の十字架の鎖に繋がれているとか様々な悪口が囁かれた。
昭和38年発行のC号 1000円券
肖像人物の候補が9人選ばれ、最終的に伊藤博文、渋沢栄一の二人に絞られた。
お金の博物館の店主の話だとセキュリティー的に髭があったほうが良いだろうという事もあったらしく、昭和37年9月に伊藤博文の肖像を採用する案が固まった。渋沢栄一はすでに候補があったのですね。
原貝貨
お金の始まりは貝殻
海外の紙幣
もの凄い数の紙幣がありとても面白いです。じっくり説明書きなどを読み紙幣と歴史がわかります。
是非一度行ってみてはいかがでしょうか?
また博物館の方が色々と教えてくれますよ。
動画で見たい方はこちら
ブログをご覧いただきありがとうございました。また動画でも違った雰囲気を感じられるかもしれませんので、よろしければ、ご視聴くださいませ。
【お金の博物館】情報
住所 | 北海道常呂郡置戸町新光 |
休館日 | 日曜日・元旦 |
開園時間 | 8:00~18:00 |
料金 | ¥500 |
施設 | お店の前に駐車スペースあり |
アクセス | |
お問い合わせ | 0157523742 |
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