金毘羅神社で出会ったおじさん
ある日、私が上常呂にある金毘羅神社へと行った時のお話しであります。この神社は市内有数の花見の名所として知られています。約650本のエゾヤマザクラが山全体を桜色に染める事で私は桜を見に行きました。
私が桜を撮影していると、おじさんに話しかけられました。「何を撮っているの?」私は「桜とか風景を撮っています」と答えました。少し話をした後おじさんは立ち去って行きました。その後、私は神社にお参りしふと辺りを見回すとそのおじさんがカメラを設置して座っていました。
私はそのおじさんにまた話しかけて見ました。するとおじさんは「鳥を毎日観察している」と言っていました。鳥を観察していると、とても面白いと言っていました。また「鳥の行動で自然環境の変化がわかる」とも話していました。
人生経験による深い話
おじさんは色々な経験をしていて野鳥のこと以外にもお話ししてくれました。2度死ぬ目にあった話や、現代社会の事や病気の事などを語ってくれました。その中でも私が興味深かった話は人間の体についての話でした。
事故にあった時の話
おじさんは過去に車で事故にあったようです。その時、おじさんは記憶が無かったそうです。病院で色々な方が心配して駆けつけて来たのですが全ての方々に話しかけられた事に答えてたというのです。しかしながらおじさんは記憶に現在もないようです。おじさんは言っていました「人間の脳にはデータとしての記憶が詰まっているから無意識の中でも答えられたのだと」ともて不思議な話でした。
足の骨折の話
おじさんは足を骨折したようでかなりの酷い骨折だったそうです。当時の医者は「このまま骨がくっついても義足よりも歩きずらい足となるよ」と言われたそうです。おじさんはそんな事は無いという気持ちで一生懸命、心を強く持ち奇跡的にしっかりとした足へと復活したそうです。
癌の克服の話
おじさんは癌を患ったという話もしてくれました。薬を飲みつつ自宅で闘病していたそうです。闘病中のおじさんのコンディションは「やる気がおきない」「食欲がない」などメンタル的にも体的にもあまり調子が良くない状態だったみたいです。そんなある日おじさんは「薬のせいじゃないか?」と思い薬を飲むのをやめたというのです。そして持ち前の心の強さを発揮して今に至るという事のようです。
心と体は繋がっている
おじさんの話だと「人間の体という物は楽をしたがる」と言っていました。すぐ薬に頼ったりして体を楽にさせているのだと。人間の体には自然治癒力が備わっていると。
「また体が調子悪いと心が体に引っ張られて心も落ち込んだりしてしまうので体に引っ張られないように強い心を持たなければいけない」と言っておられました。
このおじさんはタダ者じゃないなと思いました。強い心になるのは中々難しい事でありますが病は気からという言葉は間違いない話だと改めて思いました。
※あくまでも私が出会ったおじさんのお話しなので、この事が全て正しいとはわかりませんのでご注意くださいませ。
しかしながら本当の心という物は凄いパワーがあるかもしれませんね。
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